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『カールじいさんの空飛ぶ家』その後を描く短編『カールじいさんのデート』、『マイ・エレメント』で同時上映決定
ピクサーの短編アニメーション映画『カールじいさんのデート』は、最愛の妻・エリーに先立たれたカールじいさんが「いつか二人で“伝説の滝”パラダイス・フォールに行く」という亡き妻との約束を果たすため、我が家に10,297 個もの風船を結び付け大冒険に出る『カールじいさんの空飛ぶ家』のその後を描く物語。
カールじいさんは渋々承知のうえで友人女性とデートに行くことになるも、最近のデート事情がまったく分からず緊張気味に。そんなカールじいさんに、特別な首輪のおかげで人と話すことができる犬のダグがデートの前の緊張をほぐし、犬でも仲良くなれる“友達の作り方”のコツを伝授する、2人の1日が描かれます。
『カールじいさんの空飛ぶ家』は公開当時多くの感動を呼び、世界中で大ヒットを記録。アニメーション映画として初めてカンヌ国際映画祭のオープニング作品として上映され、第67回ゴールデングローブ賞ではアニメーション映画賞と作曲賞を受賞。第82回アカデミー賞では、1991年公開の『美女と野獣』以来、史上2度目となる作品賞の候補入りを果たした傑作です。
当時監督を務め、引き続き本作も手掛けるボブ・ピーターソン監督は「エリーの代わりになる人はいないので、これは友情の物語です。エリーが『新しい冒険をしなさい』と言ってくれたことに敬意を表しているんです。そしてこの作品は、『マイ・エレメント』のテーマにうまく調和するものになっています」と語っており、ピーターソン監督と同様に引き続きプロデューサーを務めるキム・コリンズ氏は「私たちはこれを集大成と捉えています。この作品はとても美しく終わり、二人は一緒に歩き出し、二人の絆を見ることができます」と物語の完結を示唆しています。
本シリーズにおいては、ダグが映画の劇中でカールじいさんらに出会うまでの 1 日を描いた『ダグの特別な一日』、そして映画のその後のダグを描いた『ダグの日常』と短編アニメーション作品が手掛けられているが、ついに完結を迎えるカールじいさんとダグの物語に、世界中で早くも期待が寄せられています。
そして『カールじいさんのデート』の後に上映される『マイ・エレメント』は、火・水・土・風の“エレメント”たちが暮らすエレメント・シティを舞台にしたピクサー最新作。
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