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楼主: Piano-Forest

[新闻] 2023年新超级战队 王様戦队キングオージャー

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发表于 2023-12-5 14:16 | 显示全部楼层
杂灰 发表于 2023-12-5 14:13
还好吧,都到这集了谁还看不出雷德王铁内鬼啊

还是有当卧底当到死的可能性的

话说我打赌这次揭秘的时候会call back一下基拉的“我不知道”吧,这次应该能知道了
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发表于 2023-12-10 10:38 | 显示全部楼层
大森式样式美

但是人就是写的好看,那怎么办吧

神回
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发表于 2023-12-10 13:25 | 显示全部楼层
继续说回样板戏的问题,相信很多人都会想到隔壁棚已经成为名场面的“宝生永梦!”那场戏,确实要素很足,可以说几乎是一模一样。但是来打棚和战队棚的区别,或者说高桥悠也和高野水登的区别,就在怎么去编排剧情的构成。Ex-aid那边把单集的结束点放在永梦的哀嚎上,再配上EXCITE,确实很抓人,也确实很有热度,但是比起来高野在40集里对于基拉出身的处理,就很没……很小气了。所谓邪道和王道的区别就在于此。
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发表于 2023-12-10 19:22 | 显示全部楼层
啊……说起来彩虹珠露和基拉的能力无关!这玩意还在藏!拉库勒斯大人你还有几张牌?
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发表于 2023-12-10 19:29 | 显示全部楼层
黑暗之眼 发表于 2023-12-10 17:53
从结构来说,俯冲而下和转折向上,这转折点的两端都是相当重要的场景,花费篇幅分别加以铺陈倒也无大不妥  ...

是这个道理
来打那边这几年这么搞有一个很大的问题是,每集的情绪高点是有限的,你不可能一集二十四分钟都在高潮,观众会受不了的
那么到最后就变成来打经常是上集结尾高高举起,下集开场轻轻放下,看多了就很没意思
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发表于 2023-12-10 19:32 | 显示全部楼层
犁地人 发表于 2023-12-10 18:14
问题来了 宇虫王的话有几成真

八成是十成
决战的突破点怕不是就在这里
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发表于 2023-12-10 19:34 | 显示全部楼层
继承自宇虫王的能力是反击的基础,哈斯提家数百年准备的彩虹珠露是反击的突破口
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发表于 2023-12-13 20:54 | 显示全部楼层
考虑到第二是究极盖塔第一是推子,那可以说实质第二了
如果再考虑到真假面61、布莱泽77、歌查德和极狐查无此人(极狐MK9和五十铃大智在90+)……哎除了牛逼还能说什么呢。

啊颁奖式上大森P的守护假面特别有趣。
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发表于 2023-12-13 21:23 | 显示全部楼层
话说守护假面的假面是毫无视野的啊……辛苦哥哥了
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发表于 2023-12-24 11:15 | 显示全部楼层
这集真的,银雀太棒了
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发表于 2023-12-24 16:04 | 显示全部楼层

这集其实是总集篇啊
总集篇都能做成这样啊
太牛逼了
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发表于 2023-12-25 01:00 | 显示全部楼层
本帖最后由 王留美 于 2023-12-25 01:15 编辑

“卑怯!卑劣!最低!”是这个意思吗?!
这兄弟两个……我的妈呀 ​

第8话


第20话


第42话




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发表于 2023-12-25 02:16 | 显示全部楼层
话说……43话预告里这个大锹甲王者其实是兄弟俩的爸爸吧?大概是直球挑战宇虫王然后挂掉,顺带被宇虫王把王者圣剑ZERO给封印了? ​​​还是单纯死的突然没留下说明书?
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发表于 2023-12-27 17:32 | 显示全部楼层
现在还剩下没写到的地方,主要是一些和主线没啥关系的地方,所以诸如彩虹珠露啊米农刚啊蜉蝣啊这种肯定会说的就不提了:
1.17年前神之怒时脑电国的情况,涉及到前蓝王的剧情;
2.扬玛的师傅“银”的情况;
3.两千年前人类和虫奈落战争的开端;
4.杰拉米的父亲,第六位英雄的设定;
5.深渊狼蛛的后续;
6.迭波妮卡再登场;
7.王子对基拉说的那句“一直要当温柔的邪恶之王”的含义。
大概就这么多吧?1和2应该是有关系,3和4也是可以扯到一起的。
当然第七条在基拉是宇虫王造物这个设定出来的时候大概就算解释了,剩下的那些说实话确实也不是什么要紧的事情,换一个作品我就直接放弃了,可是这可是高野水登啊
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发表于 2024-1-14 17:40 | 显示全部楼层
这才是英雄教育番组啊
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发表于 2024-2-11 14:19 | 显示全部楼层
神作
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发表于 2024-2-11 16:50 | 显示全部楼层
HATENA 发表于 2024-2-11 16:05
看完48感觉剧场版找佐仓来演真是败笔,一个重要角色就这么下线观感真的怪 ...

稲田也是CV,上一话下一话也都有出演
还是要看档期有没有凑上吧
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发表于 2024-2-11 16:50 | 显示全部楼层
HATENA 发表于 2024-02-11 16:05:24
看完48感觉剧场版找佐仓来演真是败笔,一个重要角色就这么下线观感真的怪 ...
稲田也是CV,上一话下一话也都有出演
还是要看档期有没有凑上吧

-- 傲娇地来自 Stage1未知客户端
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发表于 2024-2-16 20:03 | 显示全部楼层
司空怜 发表于 2024-2-16 19:49
之前拉克勒斯不是已经拿到杀宇虫王的力量给大王们复制了?这里怎么不用了  —— 来自 HUAWEI ALN-AL10, And ...

全被宇虫王开盾挡住了
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发表于 2024-2-18 23:15 | 显示全部楼层
angelooo 发表于 2024-2-18 22:20
已经死了的人要怎么死透又没人知道……那我还说前代黑王37集最后也变灰了,这集不还是出来打架……
还有红 ...

双剑的唱名是去年高野给愚人节企划(?)写的,两个演员当时都说很喜欢台词,因为是愚人节所以没法实际演出很遗憾,没想到在这里圆梦了
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发表于 2024-2-18 23:17 | 显示全部楼层
啊……搞不好真有机会出导剪版上电影院?
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发表于 2024-2-19 10:43 | 显示全部楼层
高野让在最终话之前看外传了
还有可以挖的地方?
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发表于 2024-2-19 12:55 | 显示全部楼层
duo_wolf 发表于 2024-2-19 11:52
笑死,紫王吃饭团的时候噎住了,黑王建议她吃个梅干,而平川结月本人是不喜欢吃梅干的,这镜头拍成前被逼吃 ...

然后这段还被砍掉了www
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发表于 2024-2-19 12:57 | 显示全部楼层
妈呀,伊藤陽佑都下场请愿了
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发表于 2024-2-19 13:47 | 显示全部楼层
duo_wolf 发表于 2024-2-19 13:44
没砍啊,就是王们围着吃饭那里,黑子拿着饭菜从后面跳到前面来时的那个镜头,紫王和黑王是背景,对话是背 ...

哦哦,我再去看看
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发表于 2024-2-19 15:48 | 显示全部楼层
马桶3 发表于 2024-2-19 14:58
ME圣剑是不是得等现货,现在开预订的都像要跑路的

你可以先买DX,然后ME吃现
这样就能“左手持剑、右手持大剑”了
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发表于 2024-2-19 17:00 | 显示全部楼层
大森要头疼了吧……
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发表于 2024-2-21 21:45 | 显示全部楼层
何处分可 发表于 2024-2-21 19:31
看到第8集了,这节奏真不错

好好好,现在入坑还来得及看大结局
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发表于 2024-2-22 21:22 | 显示全部楼层
Case 发表于 2024-2-22 21:18
国服版看一遍。然后等王样VS前辈的资源吧。

4月26日上映,10月9日出BD。

但是只有25分钟(
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发表于 2024-2-24 23:05 | 显示全部楼层
duo_wolf 发表于 2024-2-24 19:47
高野和大森都说要复习一下外传,那就复习了一下外传,贝达利亚的尸体上验出了既不属于人类也不属于虫奈落的 ...

从贝达利亚的尸体上验出的谜之体液应该是单元怪的血or体液,那一只的设计语言也好,直属于宰相也好,给人的感觉不是虫奈落而是宇宙虫族(如果两者真的有区别的话)

但是外传还有可以挖或者回收再利用的东西嘛?想不到了啊
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发表于 2024-2-25 00:20 | 显示全部楼层
【神回連発の特撮】『王様戦隊キングオージャー』脚本・高野水登が明かした“掟破り”の演出術「壊してやろうみたいな気持ちはないんですよ」【連載・てれびのスキマ「テレビの冒険者たち」】

 テレビ朝日系で放送中のスーパー戦隊シリーズ『王様戦隊キングオージャー』が2024年2月25日の放送で最終回となる。戦隊メンバー全員が王国の「王様」で、仲間同士でも本心を明かさない政治劇の側面を持った作品だ。

 48年の歴史ある同シリーズの中でそれまで当たり前にあった巨大ロボの戦闘がない回や、5人中1人しか変身しない回があるなど、スーパー戦隊シリーズのフォーマットを振りにした革新的な展開が性別年代を問わず多くの視聴者の心を掴んだ。脚本を担当した高野水登さんに“掟破り”と評される本作を執筆した過程を訊いた。

 聞き手は、『1989年のテレビっ子』『芸能界誕生』などの著書があるてれびのスキマ氏。テレビ番組の制作者にインタビューを行なうシリーズの第10回【前後編の前編。文中一部敬称略】。

 * * *

『真犯人フラグ』脚本執筆後に来たオファー
「ネット流行語大賞2023」で【推しの子】関係の言葉が上位に並ぶ中、3位にランクインしたのが『王様戦隊キングオージャー』(テレビ朝日系)だ。そのタイトル通り、メンバー全員が「王様」という異色のスーパー戦隊は、その複雑で深遠な人間ドラマで、特撮ファンのみならず、ドラマファンも巻き込み大きな反響を生んでいる。

 脚本を担当したのは30歳の新鋭・高野水登。「あまり戦隊モノは通ってこなかった」と公言しているが、『仮面ライダーゼロワン』を2話分担当した縁もあり、同じ大森敬仁プロデューサーが手掛ける『キングオージャー』のほぼ全話を執筆するメインライターに抜擢された。

「お話をいただいたとき、ちょうど『真犯人フラグ』(日本テレビ系)の脚本の執筆が終わって、最終回の放送を待つくらいの頃だったんです。2クールのオリジナルドラマを書かせてもらえるのはすごく恵まれていることだし、個人的には相当好きに書かせてもらった作品だったんですよ。だから、やりきった感じもあって虚脱状態で、次に何をやればいいんだろうっていう気持ちになっちゃっていたんです。

 そんな時に大森プロデューサーから『キングオージャー』の話をもらって、びっくりしましたけど、本当に嬉しかったですね。戦隊はあまり通っていなかったと言いつつ、父親が『仮面ライダークウガ』や『仮面ライダー555』が好きでそれを見ていたり、『ウルトラマン』の図鑑も家にあったし、『ゴジラ』シリーズも大好きだったんです。しかも『仮面ライダーゼロワン』でかつてお世話になった大森さんとなら大丈夫だろうという気持ちで、僕としてはもう願ったり叶ったりという感じで是非やらせてくださいと」

 大森からは「王様で戦隊です、全員最強です」と設定を伝えられ、高野は絶対に面白いと確信した。「スーパー戦隊」シリーズは、大河ドラマ同様、1年間にわたり放送されるもっとも長い連続ドラマ枠のひとつだ。

 第1部では6人の王様(自称含む)と地帝国バグナラクとの戦いを軸にしながら、シュゴッダム国で「邪悪の王」を自称する主人公ギラ(酒井大成)と、国民を犠牲にしてでも利用することも厭わない暴君である兄・ラクレス(矢野聖人)との対立の物語が並行して進んでいた。

 物語の中盤、ギラはラクレスを破り正式にシュゴッダム国の王座に就き、遂にバグナラクの王・デズナラク8世も打ち破る。しかし、第2部ではダグデド率いる「宇蟲五道化(うちゅうごどうけ)」との戦いに突入すると、シュゴ仮面としてラクレスが“復活”し、再びギラたちの前に立ちはだかり、重層的な物語が展開していく。全50話を2部制に分ける構成は執筆当初の段階で決めていたという。

「最初に敵対する地帝国バグナラクが本当の敵ではなく、2部で宇蟲王が出てくる流れは最初に決めていました。あと、中盤のキョウリュウジャー編で明かされる、物語の舞台であるチキューの先祖が、実は地球からの移民だったという設定もこの時点で考えていました。

 最初にある程度、スーパー戦隊を勉強して、毎年、別の戦隊とのコラボがあるらしいっていうのを知った時に、『キングオージャー』はゴリゴリのファンタジー世界の話だから、出せるギミックを今のうちに考えておかないといけないなと思って」

「ジャンプ」を参考に執筆
 本作の執筆に当たり高野は、『週刊少年ジャンプ』に掲載されているような少年マンガの作劇を参考にしたという。

「30歳の僕が小学生の頃に直撃したのが『ONE PIECE』や『HUNTER×HUNTER』で。あと『アイシールド21』とかも大好きで、今も『少年ジャンプ』を定期購読しているんです。昔は漫画家になりたかった、というか、いまもその夢は捨ててなくて、荒木飛呂彦先生や藤田和日郎先生が書いたマンガ術の本とかも読んで勉強もしていたんです。

「自分がもし『ジャンプ』で連載したらどうするか」「これだったら最後まで見てくれるんじゃないか」っていうことを考えて、『キングオージャー』は少年マンガのセオリーで書いていましたね」

 大森との最初のブレスト会議の際には、戦隊のメンバーのキャラクターを考え、そのイメージを正確に共有するために、イメージ画像も用意した。「今回の企画はビジュアルが何よりも大事」だと直感したからだ。そんな高野のイメージを監督の上堀内佳寿也が具現化して、圧倒的なビジュアルのキャラクターを作ってくれた。

「『ジャンプ』はキャラ立ちを重視するメソッドがありますよね。やっぱり1年間見てもらうためにはキャラクターを好きになってもらえないといけないと思うんです。たとえば、他人に『あれ良かったよ』って勧めるときって、お話をちゃんと説明することって少ない。『誰々がカッコいい』とか『この人のこのセリフがめっちゃ良かった』とか、“このキャラが好き”っていう話の方が広がっていく。もちろん物語もがんばるんですけど、気持ちとしてはこの1行のセリフだけ、この1シーンだけ覚えてくれればいいという気持ちで書いています。

 あと今作では、1話だけしか出ないゲストキャラってほぼいないんですよ。それもジャンプメソッド。新キャラが出ると、どんなに魅力的なキャラでも作品の人気が一旦落ちることが多いんですって」

英勉監督は「役者さんのことをすごく大事にする監督」

 スーパー戦隊は宿命的にメインキャストが多くなる傾向にあるが、それぞれがキャラ立ちしている。それどころか、王たちそれぞれに仕えている側近たちまでもが個性的で人気を博している。

「僕は大学まで演劇をやっていたのですが、学生演劇だから出演するのは友達です。友達に「『こんにちは』って出てきて、君の出番は終わり」なんて言えないじゃないですか。なんらかの役割をあげたい。それは映像の脚本を書き始めてからずっと意識していますね。

 僕が最初に映像の脚本を書いたのは英勉(はなぶさ・つとむ)監督の『3D彼女 リアルガール』だったんです。英監督が、役者さんのことをすごく大事にする監督で『生徒A』『生徒B』って書いた脚本を渡すと、全部それに名前をつけていたんですよ。やっぱそれがあるだけで役者さんもやる気が出るだろうし、それによってキャラクターも生まれる。『今日撮影来て良かったな』って思えるような、記号的にならないセリフを割り振るというのを心がけるようになりましたね」

 実際、民衆のひとりであるゴローゲ(八木光太郎)もモブキャラになりかねないキャラクターだがなくてはならない存在に。起こった出来事を表面的に受け取り、深く考えることなく称賛したり、罵倒したり直情的な反応をする憎まれキャラながら、その生来のコミカルさで愛されている。

「ゴローゲは現場で作ってくれましたね。王国の物語なのに主に登場するのは王様ばかりになってしまいがちなので、国民の代弁者のようなキャラクターは必要だと思って書きました。

(直情的な反応をするから)嫌われ役になっちゃうだろうなと思って心配していたら、現場でなんかすごい大声で演技をしてくれて(笑)。それがネタになって愛されキャラになったのでありがたかった。だから放送を見てから、僕がそちらに寄せるように、台本に『~!!!!』って『!』マークを増やしました(笑)」

キャストのオーディションは「最終“3次”」まで続いた

 今作は脚本が5話まで出来た段階でキャストオーディションを実施した。例年は1話があるかないかの段階でオーディションにするため、選ばれた役者に合わせるようにキャラも変えていくこともあるようだが、今回の場合、スタッフ間でキャラクターのイメージが固まっていた分、難航した。

「『最終“3次”オーディション』まであったんですよ。『最終』なのに『3次』って何?みたいな(笑)。特にヒメノ様役は決まらなくて上堀内監督なんて『俺もう決めてます』って。『誰ですか?』って聞いたら『いないです』って(笑)。

 そんな時に村上愛花さんが会場に入ってきたんです。僕らスタッフはテーブルで横一列に並んでいるんですけど、みんな『あれ?これ来たな』って思っている雰囲気が伝わってくるんですよ。でも、それを口にしてしまうと消える感じがして言えない。それでいざ、ヒメノのセリフを言ってもらった時に、上堀内監督を横目に見たら、天を仰いでいるんですよ。どうしたんだろうって思ったら『ちょっと泣いてた』って(笑)」

 オーディションで粘った甲斐もあり、それぞれイメージとピッタリのキャストが決まった。主人公のギラ役・酒井大成もセリフを一言発した瞬間に彼しかいないと思ったという。

 スーパー戦隊では途中から仲間になり戦隊の一員となる、いわゆる“追加戦士”が登場するのが恒例。その追加戦士であるジェラミーが、実はナレーションとして第1話から“出演”していたというのは鮮烈だった。先の「新キャラ嫌われる理論」を回避するための妙案で、それが見事にハマり、早々に視聴者から受け入れられた。

 だが、実は高野の当初のイメージと、池田匡志演じるジェラミーのキャラは違っていたという。

「池田くんは、別にイメージカラーとか伝えてないのに全身白のコーディネートでオーディションに来たんですよ(笑)。僕は、ビジュアルも申し分ない、声も素晴らしい。ただ、演技だけは違うと思ったんです。実はジェラミーはもっとハードボイルドなキャラで『カウボーイビバップ』のスパイクのようなイメージだったんですよ。

 でも上堀内監督が演技は現場で変えられるからって。そしたら、結局そのまんまだったんですよ(笑)。衣装も演技もオーディションのときとほとんど変わらない。でも結果的に、それが本当に良かった。カッコつけているんだけど、カッコつけきってない独特な愛嬌があって」

掟破りな脚本になった背景

『キングオージャー』は、それまで当たり前にあった巨大ロボの戦闘がない回があったり、1人しか変身しない回があったりと、スーパー戦隊のフォーマットを崩している部分もある。

「僕一人の一存でそうなったわけではありません。戦隊にあまり触れてこなかったからこそ、壊してやろうみたいな気持ちはないんです。やっぱり同じことをやっていては立ち行かなくなっている状態なんですよ。

 少子化が進んで人口も減っているということは、ファンの厚みがただ減っているってことです。特撮はとてもリッチな番組なので、ファン層を広げなければ、もう放送自体ができなくなってしまう。時代に合わせ、ファンを広げるための試行錯誤で進化と革新をしてきたのが、スーパー戦隊やライダーが長年続いてきた理由だと思います」

「スーパー戦隊」シリーズは歴史が長い。その中で“新しい”ことをやろうとするのは、傍から見ると難しいのではないかと感じる。

「ロボット戦を担当している特撮監督の佛田洋さんは、この道35年以上の大ベテランなんですけど、こちらがアイデアを出しても『もう、全部やっちゃっているんだよねえ』ってニコニコしてるんですよ。『新しい人が来るとね、これは新しいだろうって思って(アイデアを)出してくれるんだよ。でも、あ、それは◯◯でやった、それは××でやったって言うと、段々声が小さくなるんだよね』って(笑)。

 佛田さんに限らず、全員が“飽きている”んです。だから逆に新しいものを作りたいと思っているんですよ。歴史があるものだから、逆にルーティーンのように作っている人は誰もいなくて、『これは前にやったな』『じゃあ、こうするか』とかブツブツ言いながら考えている。

 飽きているからこそ妥協しない。マンネリしやすいからこそ新しいものを生み出すという姿勢が、新鮮ですごく刺激になりましたね。どんどんアイデアを加えていって、少しでも面白くしようっていう、こんなにモチベーションが高い現場なかなかないですよ(笑)」

 熱烈な『キングオージャー』ファンが多い中、誰よりも『キングオージャー』ファンを公言しているのが高野水登自身だ。

「僕の中での『キングオージャー』の唯一の欠点は僕が脚本を書いていることなんですよ(笑)。書いているせいで、内容を全部知っているから。本当は知らないで見たかった!

 毎回、必ず自分の想像を超えたものが出てくる。監督一人ひとり個性があって撮り方も違うから、本当にバリエーションに富んでいて毎回新鮮に面白い。そういう人たちと一緒に作っていくのがすごく楽しかったですね」

(後編に続く)

【プロフィール】高野水登(たかの・みなと)/脚本家。1993年生まれ。主な担当作品は『真犯人フラグ』(日本テレビ)、『TIGER&BUNNY2』(Netflix)、『映像研には手を出すな!』(MBS・TBS)、『賭ケグルイ』(MBS・TBS)、『仮面ライダーゼロワン』(テレビ朝日)など。


◆取材・文 てれびのスキマ/1978年生まれ。ライター。戸部田誠の名義での著書に『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『タモリ学』(イーストプレス)、『芸能界誕生』(新潮新書)、『史上最大の木曜日 クイズっ子たちの青春記1980-1989』(双葉社)など。

撮影/槇野翔太

『王様戦隊キングオージャー』の最終回は 2月25日(日)午前9:30から(テレビ朝日系)にて放送
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发表于 2024-2-25 02:02 | 显示全部楼层
「子供向けだからこそ、綺麗事が本気で言える」『王様戦隊キングオージャー』脚本・高野水登が考える特撮作品のメッセージ性【連載・てれびのスキマ「テレビの冒険者たち」】

 テレビ朝日系で放送中の「スーパー戦隊」シリーズ『王様戦隊キングオージャー』が2024年2月25日の放送で最終回となる。戦隊メンバー全員が王国の「王様」で、仲間同士でも本心を明かさない政治劇の側面を持った作品だ。

 脚本を担当した高野水登さんに、性別や年齢を問わず幅広い視聴者に届けるために考えていたことを訊いた。

 聞き手は、『1989年のテレビっ子』『芸能界誕生』などの著書があるてれびのスキマ氏。テレビ番組の制作者にインタビューを行なうシリーズの第10回【前後編の後編。前編からつづく。文中一部敬称略】。

 * * *

中村獅童がテレビ版の出演も熱望
 放送されるたびに毎回番組に関連したワードがSNSのトレンドに入る『王様戦隊キングオージャー』。第1部の佳境にあたる7月末に公開された映画『王様戦隊キングオージャー アドベンチャー・ヘブン』はわずか30分強という長さにもかかわらず、その濃密な物語とクオリティで絶賛された。

「スーパー戦隊」シリーズの映画版は別の脚本家が手掛けることが少なくないが、『キングオージャー』の場合は、本編同様、高野水登が執筆した。ゲストとして中村獅童や雛形あきこ、佐倉綾音らが出演。特に「スーパー戦隊」名物である名乗りを上げる演出は歌舞伎の演目「白浪五人男」が元ネタとあって、歌舞伎界から中村獅童が“始まりの王”であるシュゴッダム初代国王・ライニオールを演じたのは大きな意味があった。

「最高でしたね! 中村獅童さんのおかげで、作品としての重みが出たと思います。衣装の打ち合わせのときもご自身からアイデアを出してくださって。あの豪華な衣装、見るからにでっかくて重いんですよ。だから重い衣装をスタッフが気遣ってたんですが『いや、いつももっと重いの着ているから』って。『おお、カッコいい! 格が違う」と思いましたね。

 やっぱり僕も元が歌舞伎だと知って、なぜ名乗るのか、みたいなところも『キングオージャー』では入れたつもりで。その元ネタの世界から来てくださって。しかも、決して大仰な芝居は全くされずに、小さな所作ひとつで威厳が出る。ただただ圧倒されて、中村さんに話しかけられなかったのだけが本当に心残りです(笑)」

 中村獅童は自ら「テレビ版もどうなんですか監督!」と公開初日の舞台挨拶で言っていたように、今度はテレビ本編にも出演。『キングオージャー』には出るものを前のめりにする魅力があるに違いない。佐倉綾音や雛形あきこも含め映画版ゲストが本編にも総出演する異例の展開を見せた。「宇蟲五道化(うちゅうごどうけ)」のひとり、グローディ役には天野浩成が起用され、雛形と天野の夫婦共演を果たしたことも話題に。天野は、雛形の『キングオージャー』出演に誰よりも喜び、熱烈にSNSで発信していた。

「あれはもうやらなきゃダメだろって(笑)。大森さんが『グローディ役、天野さんはどうですか?』って言われて、『それしかない!』って。あんなにSNSで応援してくださったので、決まったときは嬉しかったですね。あの2人のセリフが書けたのは本当に良かったですね。『ただの夫婦の会話じゃねえか』って言われたら本望だなと思いながら書きました」

高野水登は「セリフの人」

 プロデューサーの大森敬仁は高野を「セリフの人」と評す。実際、高野の書くセリフは印象的なものが多く、口上なども七五調のリズムでカッコいい。

「僕はセリフから逃げてきた人生だったんですよ。どちらかというと僕は自分を“構成の人”だと思っていたんです。だって、そうじゃなかったら『真犯人フラグ』なんてできないですよ。あれは、難解な大量の伏線をいかに回収するかというパズルみたいなものだったので。

 実は戦隊ってセリフの文量がめちゃくちゃ少ないんですよ。通常のドラマの3分の2から半分くらい。アクション尺がある分短い。だから、脚本家の仕事ってすごく限定されるんです。

 独自性はプロットやあらすじからは出しにくいので、1行のセリフで出すしかないんです。むしろ、そこができなかったら自分がいなくてもいい。頭のいい人が3人くらいいれば構成はできてしまうけれど、キャラとセリフだけは脚本家にしか書けない。だから、自分を信じて書くしかないんですよ。これはカッコいいはずだって。

 大森さんが『セリフの人』って最初に評価してくれたのは、そういう口上とかカッコいいセリフを指していたわけじゃなくて、説明セリフを書かなかったことなんです。特撮番組はどうしても説明セリフが増える宿命があるんですよ。それをいかに説明っぽくなくするかっていうのは、一番意識していましたね」

ジェンダーギャップは悪意で生まれているわけではない
 セリフと言えば華麗なキャラクターであるヒメノ(村上愛花)を始めとして、女性キャラがいわゆる“女言葉”をほとんど使わないのも特徴だ。

「自分が女言葉を使う人にリアリティを感じにくいというのが大きくて。こういうのは男の自分が言うと『何言っているんだ』って言われるかもしれないんですけど、今の僕くらいの世代の女性に対する感覚って、そうだと思うんですよ。

 ヒメノ様のような気高い人もいるし、リタ(平川結月)のようにジェンダーニュートラルな人もいる。逆にスズメちゃん(加村真美)みたいに、精神的にすごく強いけど誰か大好きな人のお嫁さんになりたい人もいるし、モルフォーニャちゃん(長谷川かすみ)のように、罪人の子供だけど裁判長になれるって証明したい人もいる。僕としてはすごく意識して頑張って書いていると言うより、僕の中の世界がそうなんですよ。だから至極自然なことなんです。

 良い悪いを超えた世代間での感覚のギャップってどうしてもあって、悪意とかじゃないんですよね。以前、ある番組を作ったとき、スタッフのほとんどが年上の男性だったんですよ。そしたら、『男の人が若い女の人に教えるって形でいいよね』って、自然な流れで番組の大枠が決まりかけたんです。そこに『女ってバカだから。ハハハ』なんて悪意はないんですよ。でも、男が女に教えるものという意識がついてしまっている。その場にいたディレクターは若かったけど立場もあって何も言えない。僕も若いペーペーだったけど、脚本家って外様で、良くも悪くも“先生”で、違和感を言える立場にあったから、抵抗したんです。

 そういう経験もあって、やっぱ自然とそうなっちゃうんだなあと思っていたんですけど、『キングオージャー』のチームは本当にニュートラルで。リタは性別を言わないという設定も自然と受け入れられたんです。世代が変わって価値観が変わってきたんだなってすごく感じて嬉しかったですね。だから、僕一人ががんばって戦ったわけでは全然ないんです」

SNSでは拾うことのできない「子供たちの声」

『キングオージャー』といえば、「貴様ら民は歯車だ!」などと偽悪的な言動をするギラ(酒井大成)、二枚舌なカグラギ(佳久創)、クールで無表情のリタ、「行間を読んでくれ」と微笑むジェラミー(池田匡志)など、仲間同士でも本音や本心を簡単には明かさない、ポリティカルスリラー(政治劇)のような一筋縄ではいかない作劇が特徴的だ。

「子供向け作品だとセリフで伝わることって少ないと思うんですよ。子供の理解度っていう意味ではなくて、未就学児って人が喋っていることに基本興味がない。説明を聞いて納得したいのって大人なんですよ。子供はもっと、楽しいとか悲しいとか気持ちを全身で表現してくれれば、共感してくれる。大人よりも遥かに感受性が豊かで、めっちゃシビア。

 子供にもわかるようにと、セリフを増やしちゃうと逆に伝わらないから、むしろセリフはギュッとしました。でも雰囲気だけは、たとえば『今、この人たちはピリッとしているんだ』っていうのが伝わるように構築しました」

 放送が中盤を迎えた頃、高野は自身のSNSで「子供たちの声を聞かせてください!」と呼びかけた。反響は凄まじく、リプライだけでも700件以上、300を超えるメールが、しかもその多くは長文で送られてきたという。

「ありがたいことに、それまでSNSで大人が盛り上がってくれたけど、子供の反応だけはわからなかったんですよ。大人の好評に寄りすぎると、本当に見せたい子供を置いていってしまうんじゃないかっていう怖さがあったんです。

 聞いてみて一番嬉しかったのは、ブーブークッションに座るくだりが子供にめちゃくちゃ評判が良かったんです。保護者の方からは、『子供から何度も「見せて」と言われて再生させられてます』って(笑)。その感想を受け取った時点で3ヶ月近く前に放送された回だから相当喜んでくれたんだなって。ベタに笑えるシーンは、大人からは『何で入れるんだ』って言われちゃうんですけど、どんなにシリアスな回でも入れようって思いましたね。

民放ドラマでは「夢は必ず叶う」は嘘に感じてしまう

 子供向けのドラマだからこそ、高野は「綺麗事が本気で言える」と語る。

「日本も世界全体もなんとなく絶望的な雰囲気だから、これは自分の感覚ですけど、『夢は必ず叶う』とか民放のゴールデン帯のドラマでは口が裂けても言えないんですよ。視聴者の多くは元気になるものを見たいはずなんです。だから本来なら『夢は叶う』とか『恋は必ず実る』とか言ってほしいじゃないですか。でも、言われたとしても、それを信じられるほど世の中は甘くない。一気に嘘くさく感じちゃうと思うんですよ。

 見たいのは明るいものなのに、本当に明るいものを見せられると嘘に感じてしまう。これって今後もテレビドラマが戦っていかなきゃいけないことだと思っているんですけど、子供にはそんなことを言う必要はなくて、『未来はあるよ』『世界は変えられるよ』って言える。というか、言わなきゃダメだと思うし。子供のときに見て、それを本気で信じて世界を変えようと思った人が、世界をいい方向に持っていってくれるのだと思うから」

 しかし一方で、“厳しさ”もしっかり描かれている。

 それをもっとも象徴するのがラクレス(矢野聖人)の描き方だ。前半、ラクレスは国民を犠牲にすることも厭わない暴君として描かれるが、実はそれは宇蟲王を倒すための“芝居”だったことが、42話で遂に明かされる。

 だが、最終的には人類を救うためにやった“悪行”もなかったことにせず、王様戦隊は「許さない」という選択を取る。ラクレス自身も裁判で「私は多くの民を自らの意志で犠牲にしてきた。そのおぞましい事実が宇宙を救うという大義が私への情けで正当化されるようなことは未来永劫あってはならない」とハッキリと宣言するのだ。

「そこは迷いながら真剣に考えましたね。死ぬという選択肢もあったんですけど、生きて償うという方を選びました。そこは『王様戦隊』だからできたっていうのもありますかね。王様だからヒーローになっちゃいけない。英雄と王は違う。革命家が王になったら国がめちゃくちゃになったみたいなことが歴史的にもあるじゃないですか。王様とヒーローとの差っていうのは常に念頭に置いていました。

 だから、王様たちが意外とドライな選択をしたりするのは、そういうところからなんですよね。ヒーローなら『みんなを救う!』って後先考えずに言えばいいんだけど、上に立って統治して民を守るためには、何かを切り捨てなきゃいけないときもある。

 王様戦隊が、ラクレスが死ぬことを許さないっていうのは、すごく筋が通っているなと思ったんですよね。助けるのではなくて、誰も差別なく救った上で、ちゃんと人として裁いて、死よりも重い罰を与える。彼をヒーローにしちゃうと、この作品のテーマとしても崩れるような気がしたし、その方が前向きだと思ったんです。

 ぶっちゃけラクレスを描き切るまでは死ねないと思いながら、万が一他の誰かが脚本に入るとしても、ラクレスの部分だけは俺が書かないとダメだって気持ちで書いていましたね。企画書の段階から決めた、全体を通しての大きな仕掛けでもあったし、1話からコツコツ積み上げてきたものだったんで。行き当たりばったりではなく、常に二重の意味を持たせながら書いたので、大変でしたけど、書ききれて感無量でしたね。

 矢野さんもご自身で考えながら細かい演技をしてくれました。是非、もう1回見直してほしいですね。僕は全部知った上でラクレスの演技を見ているんですけど、1個もズレた演技してないですから」
 あと一番大きい気づきは、4~5人家族のご意見。見ている場所が全員違うんですよ。お兄ちゃんはロボ戦と戦闘シーンが好きで、自分も手を振り回して見ている。でもお話の場面は飽きちゃうのか見ていない。次女はアクションシーンは怖くて見れないけど、ヒメノ様が出てくるとテレビの前にやってくる。で、一番ちっちゃい子は、内容はわからないけどオープニングのときだけ踊る。お母さんはジェラミーが登場するといつも泣いていて、お父さんはヤンマ(渡辺碧斗)が好き、みたいな。

 自分の方向性として決めたのは、とにかく広げること。意外と子供は好きなシーンが1個でもあれば見てくれる。全部をかじりつきで見るわけじゃないけど、戦いが好きだから見る、ヒメノ様が好きだから見る。大人と違って好きな瞬間があれば見てくれる。だから、いろんな人の“好き”を全部しっかり入れようと」

「子供から大人まで楽しめるものを作りたい」

『キングオージャー』は執筆当初の段階から「明るく楽しいものにしよう」というのをスローガンとして掲げていたというように、重いテーマを扱っていても、健康的でポジティブなのが魅力だ。一方、高野自身は「ジメジメした陰湿な人間」だそうで、「子供向けの番組なんだけど、見ると、眼帯つけて左腕に包帯を巻いちゃう子供が日本中に増えるような作品も作ってみたいです」などと笑いつつ、今後も子供に向けたドラマを書いていきたいと言う。

「『キングオージャー』って『子供に分かるの?』『大人向けじゃないか』って言われるんですけど、そもそも『子供向けって何?』って思うんですよ。たぶん、誰も言語化できないし、大抵それって、大人が言うんですよね。

 僕が小さい頃は、やっぱり大人が見ているものを見たいと思ったし、子供が見ているものをバカにしていました。だって今一番ヒットしているのが『鬼滅の刃』で幼い子たちが炭治郎の法被を着て走り回っている。あの作品ってめっちゃ首飛ぶし、壮絶な話じゃないですか。描写だけで考えれば子供向けとかじゃない気がするんですよね。だから子供が本当に喜ぶものって、子供に向けることだけ考えて作っても、たぶん届かないと思うんです。

 僕の家は、小さい頃はテレビとかゲームは基本禁止でしたけど、母親が近所の子供向けに本を貸し出していたんです。絵本や児童文学だけで2000冊くらいあって、父親はマンガ好きでマンガ部屋があって、僕はそこを行き来して片っ端から読みました。

 子供が触れるものって基本的に親に管理されるんですよね。それが悪いかって言うとそうとは言い切れない。だって、自分も父親が『クウガ』や『555』を見たいって言って一緒に見てカッコいいなって思ったし。だから、子供だけに刺さるんじゃなくて、大人も面白いと思えて、これだったら子供と一緒に見たいなって思えるものを作りたいですね。

 結局、締めの言葉が『子供から大人まで楽しめるものを作りたい』っていうチープな言葉に落ち着いちゃいましたけど(笑)」

【プロフィール】高野水登(たかの・みなと)/脚本家。1993年生まれ。主な担当作品は『真犯人フラグ』(日本テレビ)、『TIGER&BUNNY2』(Netflix)、『映像研には手を出すな!』(MBS・TBS)、『賭ケグルイ』(MBS・TBS)、『仮面ライダーゼロワン』(テレビ朝日)など。

◆取材・文 てれびのスキマ/1978年生まれ。ライター。戸部田誠の名義での著書に『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『タモリ学』(イーストプレス)、『芸能界誕生』(新潮新書)、『史上最大の木曜日 クイズっ子たちの青春記1980-1989』(双葉社)など。

撮影/槇野翔太

『王様戦隊キングオージャー』の最終回は 2月25日(日)午前9:30から(テレビ朝日系)にて放送
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发表于 2024-2-25 22:58 | 显示全部楼层
奇迹!
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发表于 2024-4-21 20:32 | 显示全部楼层
北野苍术 发表于 2024-4-21 11:40
28号9点上最终三话导剪版,还加了10分钟的内容  

10分钟说少不少说多……分散到三集怕是也给不了什么惊喜
只能说让各个场景的衔接转换更流畅了吧
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发表于 2024-4-26 23:36 | 显示全部楼层
Case 发表于 2024-4-26 23:23
看了眼剧透。这VS强龙者的剧情量有点大啊。

24分钟能有多大……
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发表于 2024-4-29 08:17 | 显示全部楼层
爽到
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发表于 2024-5-6 20:02 | 显示全部楼层
伊露伊道格拉斯 发表于 2024-5-6 14:55
才一半的篇幅就大合体了? 不过之前的节奏也快得不得了,意外中透露着一丝合理。  

在补片?
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发表于 2024-5-6 20:07 | 显示全部楼层
伊露伊道格拉斯 发表于 2024-5-6 14:55
才一半的篇幅就大合体了? 不过之前的节奏也快得不得了,意外中透露着一丝合理。  

电影版(大概是23话到24话间)和最后三话有导演剪辑版,建议直接看导剪版
另外有一个网络短剧《拉库拉斯王的秘密》,制作上挺省钱的,但是在剧情上有意义,建议还是看一下的(在27话第二章开始之前看掉就可以)
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发表于 2024-5-6 23:04 | 显示全部楼层
伊露伊道格拉斯 发表于 2024-5-6 22:59
我看了B站才想起来原来早完结了,该补了

补呗,太过激的评论不提了,杰作两个字还是配得上的
上面有一些建议哈
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发表于 2024-5-20 18:48 | 显示全部楼层
虽然VS最后出来的看staff表就是桐生锻铁,那也和TV的桐生锻铁不是一个人

你要知道君王者发生在强龙者的10年后,王子的时代又在君王者的20年后
就是说王子和强龙者差了30年。
怎么可能有中年人再过了30年长相完全还没变的

现在的问题无非就是王子本来就是平行世界的桐生锻铁的儿子,他是回到正确的自己的时代了,还是说他是桐生大古的儿字,错误的去到了同一个时间点的平行世界

但是无论哪个对于强龙者本篇的CP都没有太大的影响
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